2008年07月22日 (22:21)

団扇と扇子

きょうは団扇(うちわ)と扇子(せんす)の起源を紹介。
団扇の起源は紀元前みたいです。
以下引用

団扇(うちわ)と扇子では団扇の方がはるかに成立が早くて、古代エジプトの壁画に描かれているし、また紀元前の中国でも用いられたといわれています。

単純な仕組みで涼をとれるため、団扇は文明の発展とともにみられることがあるので起源というのは分かりません。
ちなみに日本へは7世紀頃に伝来したといわれています。

しかし団扇に対して扇子の方は明確に起源にさかのぼれたりします。折り畳める団扇ともいえる扇子は8世紀頃の日本で発明されたものです。
最初の扇子は「檜扇(ひおうぎ)」と呼ばれました。現在でも平安京跡でたまに発掘される、木簡を綴りあわせたものでした。つまり扇子(そして扇)の起源はメモ帳だったのです。
その当時は男性が公の場でアンチョコとして使うものでしたが、檜扇にメモではなく絵が描かれはじめて装飾品となり、女性が好んで使うようになります。

日本から中国に扇子は輸出され、そして大航海時代には西洋にまで伝播します。シノワズリの流行もあり、17世紀のパリには扇を扱う店が100軒を越えていたといわれています。
面白いのはアン女王(1665-1714)在位中のイギリスで、上流階級の女性のコミュニケーションの道具として扇子が大流行しました。
これは「扇ことば」といって、洗練された淑女は扇の動きで感情を表現したのです。
 たとえば、扇を開いてその陰に目を隠すのは、あなたを愛しているということ。
 開いた扇をゆっくり地面におろすのは、あなたを軽蔑しますよということ。
なんともやっかいなノンバーバルコミュニケーションだと思いますが、これも洗練の一つの形でしょう。

ヨーロッパでの流行は宮廷文化の衰退とともに終焉を迎えますが、このヨーロッパ風の扇子が20世紀末のジュリアナ東京で流行するのは歴史の不思議なところ。

そういえば初めて携帯を折り畳みにし始めたのはNECだったと思います。日本人は昔から小さく折り畳むのが好きな民族なんでしょうねえ。


2000年以上の時を超えて現代まであるものの一つなんですね。
身近にある歴史を感じることができるひとつかと思います。
今日はココから

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